
事務所の経営理念について
経営理念:見えないものに目を注ぐ。
(1)「ブライアン看護師の原則」に従います。
「ブライアン看護師の原則」をご存じですか? P.F.ドラッカー博士の著書『経営者の条件』によると、アメリカの病院に看護師として勤務していたブライアン女史は、病院で治療方針や自分の行動を決めるとき、いつも「果たしてそれは患者のために、我々の為しうる最善の方法だろうか。」と問い直したそうです。この姿勢が、やがて彼女の病院で「ブライアン看護師の原則」とまで呼ばれるようになり、病院全体の問題を決定するときの判断基準にもなりました。
私たちの事務所も同様、けっして業務を画一的、機械的に行わず、つねに関与先の皆様1人1人のために私たちが為しうる最善の方法を考えます。そのため、仮に関与先が10社あれば10とおりの対応の仕方があってもよいとさえ思っています。
私たちは、関与先の皆様1人1人の、目に見えない熱い夢や切実な思いを大切にし、皆様1人1人のために、皆様の予算に応じた最善の方法で、最大限の奉仕をします。事務所の利益も大切ですが、まず第一に、皆様1人1人に対していかに奉仕するかを考えれば、事務所の利益は後からおのずとついてくるものと考えています。
(2)徹底して業務の品質にこだわります。
私たちの事務所には、本業以外には、これといって自慢できる得意な分野もないし、時流に乗った特色もありません。しかし、その分、私たちは、けっして時代に流されず、目の前を移りゆく現象に惑わされず、本業である税務と会計の品質向上に、頑固なぐらい徹底的にこだわり続けています。
世界最古の複式簿記の解説書といわれる『スンマ』をパチョーリが著した15世紀から現代に至るまで、会計の原点は、「見えないものに目を注ぐこと」にあるといいます。私たちは、つねに会計の最前線で仕事をしている自覚と自信を持って、たとえば、管理会計(経営会計)の分野においては、経営者の皆様の目に見えない部分にまで目を注いだ正確できめ細かな分析を行い、適切な経営計画をアドバイスできるよう努力しています。とくに近年、「自己責任」などという言葉を無責任に多用することが流行していますが、会計情報を正確かつ適切に情報利用者である経営者に伝えるのは、あくまで情報の送り手である事務所の責任です。仮に、情報が利用者に十分に伝わらなかったとしても、それは、けっして情報利用者の自己責任ではないのです。
私たちは、そのことをいつも肝に銘じ、毎月、懇切丁寧に、正確かつ適切でタイムリーなアドバイスができるよう、そして、そのことによって中小企業の黒字経営を強力にサポートすることができるよう、研鑽を重ねています。
(3)納税者を不当な課税や権利侵害から守ります。
そもそも、税理士事務所って何でしょうか。旧来の税務代理士を廃止してこの国に税理士制度を作った人たちは、この税理士制度を通じて、この国をどういうふうにしようとデザインしていたのでしょうか。私たちは、いつも、このデザインを念頭に置いて仕事をしています。
税または税法に関する専門能力という点で、納税者と、税務署などの課税庁との間には、もともと相当の落差があります。そんな者どうしが対等な関係で課税の問題を判断するためには、専門的な知識を用いて納税者を代理する専門家が必要です。そういう専門家の援助があってはじめて、納税者は課税庁と対等な関係に立つことができ、自らを不当な課税や権利侵害から守ることができるのです。もともと、シャウプ博士によって示されたこのような認識によって日本の税理士制度は生まれました。
それから50年が過ぎましたが、現代は商取引も複雑になり、納税者の「権利」と「義務」が見えにくくなってきているように思います。また税法解釈における納税者と課税庁との見解の乖離もますます大きくなってきているように思います。そのため、納税者が課税庁と対等で円滑な関係を築くためには、50年前よりもずいぶん高度な専門的知識が税務に要求されています。また、税や税法の知識と同様、納税者の会計の水準が低いために課税において不利が生じることも許されません。
私たちは、納税者と課税庁の間に対等で円滑な関係を築き、納税者の皆様を不当な課税や目に見えない権利侵害から守ることによって、税理士法第1条にいう申告納税制度の理念に沿った適正な納税を実現し、そのことで納税者の信頼に応えることを、いつも念頭に置いて日々の仕事に取り組んでいます。
(4)見えない「愛」を大切にします。
私たちは、どんなに関与先の皆様1人1人のために為しうる最善の方法を考えて最大限の奉仕をしても、どんなに経営者の皆様に正確かつ適切でタイムリーな会計情報を提供して黒字経営を応援しても、どんなに納税者の皆様を不当な課税や権利侵害から守っても、もしそこに愛がなければ、一切は無に等しいと考えます。見えないものに目を注ぐ私たちは、目に見えない「愛」を大切にしています。
ただし、誤解を避けなければならないのは、愛とは、けっして情に流されることではありません。情に流されて、脱税や不正経理をお手伝いすることではありません。また、どんなに愛があっても、税理士法第1条にいう「独立した公正な立場」から逸脱してはなりません。したがって、会計参与や監査役でなく関与先企業の役員になったり、借入の際の保証人になったりすることはできません。
しかし、私たちは、税務と会計の専門家として、独立した公正な立場で皆様が抱える問題に共に真摯に取り組むことを通じて、万人に対して愛を実践すること、すなわち、感謝と謙遜をもって誠実に人々に仕え、喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣くことによって1人1人の喜びも痛みも共に分かち合い、人々を勇気と希望に導く「世の光」として生きることが、この職業に召命を受けた者としての使命であり、喜びであると確信しています。
(2005年1月6日制定、2008年8月1日一部修正)
※私たちはTKC全国会の会員事務所としての自覚に立ち、下記「TKC会計人の行動指針」を大切に考えています。
TKC会計人の行動指針
毎月、会計専門家が貴社を訪問し、次の業務を支援します。

1.貴社の永続的な繁栄のために、活力を生む経営革新を支援します。
1-1.同業他社(黒字・優良企業)と比較して、次期の目標設定を支援します。
1-2.目標必達のために、短期・中期経営計画をご一緒に練り上げます。
1-3.確実に目標達成できているか、毎月検証し、分かりやすく報告します。
1-4.1人当たりの賃金は高く、労働分配率は低い経営の実現を支援します。
2.毎期、黒字決算を実現する社内のメカニズムづくりを提案します。
2-1.法令に完全準拠した会計帳簿書類の作成を支援します。
2-2.迅速かつ正確に月次決算を実施し、前月までの業績を報告します。
2-3.期末3か月前には戦略的決算対策を実施し、次の打ち手を検討します。
2-4.自己資本比率とキャッシュフローの改善を目標に経営アドバイスします。
3.地元の金融機関や得意先/仕入先からの信頼度アップに貢献します。
3-1.外部に公開する決算書が正しい手続きで作成されたことを証明します。
3-2.前月末までの試算表(B/S、P/L)を、速やかに提出できるようにします。
3-3.会計記帳においては、過去記録の修正・改ざんを完全に防止します。
3-4.コンプライアンス(法令・規範遵守)を重視する経営風土が定着します。
4.税務のプロフェッショナルとして法令に基づく的確なアドバイスをします。
4-1.専門家として、税法を分かりやすく解説し、正しい税務対策を提案します。
4-2.正しい税務申告のために(税理士法第33条の2による)書面添付を実践します。
4-3.最新の税法等に基づき土地・自社株等を評価し、事業承継を支援します。
4-4.個人の財産運用における税務上のご質問にも的確にお答えします。
5.IT経営革命をサポートします。
5-1.ビジネスに役立つインターネットとデータベースの有効活用を提案します。
5-2.会計ソフト(FX2)により、月次決算から日次決算への移行を実現します。
5-3.部門別の貢献利益、商品グループ別の利益動向が正確に把握できます。
5-4.ネットワークによる本支店の業績管理、リアルタイム経営を実現します。
6.創業・ベンチャー起業・事業転換・株式公開を支援します。
6-1.小売店から専門病院までのベスト・ビジネスモデルを提示します。
6-2.採算性と投資効率の観点から信頼される創業計画づくりに貢献します。
6-3.経営者が事業に専念できるように、社内の諸制度を整備します。
6-4.専門家として、創業者の立場に立った株式公開プランを提案します。
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